何気なく毛先を見て、枝毛や切れ毛を見つけたことは誰にでもあると思います。カラーやパーマ、縮毛矯正を繰り返したダメージヘアでは特によく引き起こされますが、それ以外の原因で枝毛や切れ毛ができるのをご存知でしょうか？こちらでは、枝毛や切れ毛の原因についてご紹介いたします。

髪の毛には、髪の健康に欠かせない栄養や水分が蓄えられており、その栄養や水分を保護しているのが「キューティクル」と呼ばれている外壁です。しかし、髪が傷んでくるとキューティクルに隙間ができたり剥がれたりしてしまいます。その影響で保護されていた水分が蒸発して乾燥してしまい、髪の繊維が裂けて枝毛ができます。

髪が傷む原因は紫外線の影響や摩擦・静電気など様々ですが、過度なダイエットで栄養不足になり髪に十分な栄養が届かなくなり、枝毛になることもあります。このように外的要因だけではなく、不規則な生活やストレスといった身体の内側からの影響で髪の毛が傷み枝毛になることもあるのです。

切れ毛の原因の1つとして挙げられるのが「女性ホルモン」です。女性ホルモンには髪を育てるという働きがあるので、分泌が乱れると髪が弱ってしまい切れ毛の原因になります。女性ホルモンは女性だけではなく男性も持っています。年齢を重ると特に男性に抜け毛が増えてくるのは、女性ホルモンが減少しているためだと考えられています。

その他偏った食生活が続くと栄養不足で髪の内部がスカスカになり、切れ毛を引き起こします。髪に長い人はそれだけダメージを蓄積しているので、切れ毛を引き起こしやすい状態と言えます。ロングヘアは、切れ毛を防ぐためにも髪を伸ばしっぱなしにするのではなく、定期的にヘアサロンでカットすることをおすすめします。